更新日:2024年9月9日
輸入申告で必要な書類は主に4点あります。
①インボイス(INVOICE、I/V)=送り状
②パッキングリスト(PACKING LIST、P/L)=梱包明細
③Bill of Lading(B/L)=船荷証券
④Arrival Notice(A/N)=貨物到着通知書
この他に、輸入する商品の写真や資料が必要です。
税関へ輸入申告する際には、統計品目番号・HSコード(通称・税番)を提示しなければなりません。
↓の表から該当するものを探し出します。
実行関税率表
この税番を決定するには素材、構造や機能などの情報が必要になるため、
できるだけ詳しい情報が必要です。
誤った情報をもとに申告し、納付した関税が不足していた!など、後々修正申告になって追加で支払う金額が発生することもあります。
簡単にまとめると、上記の書類にはこのような内容が書いてあります↓
①INVOICE
輸出者(売り手)から輸入者(買い手)への請求書です。
商品の単価、請求金額、支払い条件などが記載されています。
②PACKING LIST
商品の梱包状態(荷姿)、個数、重量、容積などが記載されています。
③ARRIVAL NOTICE
商品を輸送している船会社から発行される、そろそと貨物が到着しますよというお知らせです。
また、商品を引き取る際に必要な支払い金額も記載されています。
通常、船会社から商品の受取人(=輸入者)へ届きます。
④B/L
商品が発送される際に発行される船に積みましたよという証明書です。
船会社から輸出者へ届きます。
以上の他に、保険証券や、原産地証明書(Certificate of Origin)といった書類もあります。
・保険証券
海上保険を付保した場合に、保険会社から発行されます。
貿易条件によって輸出者が保険を掛ける場合と、輸入者が掛ける場合があります。
・原産地証明書(C/O=Certificate of Origin)
特定の国や地域において生産・製造、または加工されたことを証明する書類です。
この証明書を提示することによって、通常課される関税より少ない関税率で輸入できるものもあります。
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