当社は、福岡県南部の久留米市と大分県日田市に挟まれたうきは市に公園を保有し、地域住民の皆様の憩いの場として無料開放しています。
公園の名称は「屋部地蔵公園」、地元ではとりわけ梅の名所として親しまれています。
場所はうきは市吉井町屋部地区、耳納連山の中腹に位置し、筑後川の流れる市内の風景が眼下に一望できる景勝地です。
公園の由来をご説明しますと、弊社の創立70周年(昭和62年)を契機に、別荘地約16,500㎡を「無事故、無災害を祈念して」公園の姿に整備したものです。
弊社が福岡市に本社を移転した昭和53年までは、吉井町のJR筑後吉井駅の駅前に本社を構えておりましたので、地元へのご恩返しの意味合いもございます。
公園の敷地内に遊歩道、休憩室、駐車場などを整備すると同時に、石仏師の手によるお地蔵様、観音様、羅漢像、およびかっぱ像など337体を配置しています。
また自然の清流を敷地内に取り込み、庭園の池や小滝などに回遊させた後に再び元の沢に戻しており、古木を中心として手入れの行き届いた約250本の梅林とともに、園内を楽しく散策していただけるような工夫がなされています。
春の到来を告げる梅の開花の季節と秋の紅葉の季節には、多くの方々に訪れていただき好評を博しております。
なお、平成4年に公園内に建設した多目的ホールの屋部山荘会館は、学校関係、文化団体などにご利用をいただいてます。
公園入口の案内と休憩所
楓の木立の中に数寄屋風の母屋
別角度からの母屋
梅林内を回遊する水路
芝生斜面と羅漢像のある梅林
わらべ地蔵様
様々な景色を見せる水路
梅林に囲まれた散策路